2022.11.21
高層階vs低層階 どちらが住みやすい??
皆さんこんにちは。solouno不動産です。
突然ですが、皆さんはマンションの高層階と低層階どちらに魅力を感じますか?
今回は、高層階と低層階のメリット・デメリットをそれぞれご紹介いたします。
是非今後のお住まい選びの際に参考にしていただければ幸いです。
【目次】
1.高層階って何階から?
そもそもマンションの高層階とは何階からをいうのでしょうか。建築基準法では6階からを「高層建築物」、消防法では10階相当(高さ31m超え)を「高層」としています。不動産業界では6階以上を「高層階」としている場合が多いようです。
以上を踏まえまして、物件をお探しになる際は
◆ 低層階-1~3階
◆ 中層階-4・5階
◆ 高層階-6階以上
とイメージするとよいでしょう。
それでは、高層階、低層階それぞれのメリットやデメリットを確認していきましょう。
2.高層階のメリット・デメリット
◆ メリット ◆
① 魅力的な眺望
② 日当り・風通しが良い
③ 生活騒音・セキュリティ
① 魅力的な眺望
高層階では周りの建物に遮られることなく景色を眺めることができます。日ごろから夜景などを眺めることができるのは高層階ならではです。
② 日当り・風通しが良い
周りの建物に遮られないことは眺望だけでなく、日当たりや風通しの点でも大きなメリットになります。さらに、高層階では虫の発生も少ないので、快適な環境での生活ができます。
③ 生活騒音・セキュリティ
車や電車、エレベーターや階段の足音など、生活する上で全く出さないことができない音。高層階ではこういった「仕方がないけど、できれば避けたい音」から解放されます。マンションでは生活騒音から近隣トラブルになることも少なくありません。リスクを減らす点でも、高層階は魅力的です。
また、セキュリティやプライバシーの点でもメリットがあります。バルコニーからの不法侵入の可能性は低層階に比べ少ないです。周りの建物からの視線もなく、安心して生活ができます。
◆ デメリット ◆
① 移動が不便
② 夏:日射しが強い&冬:風が強い
③ 価格が高い
① 移動が不便
高層階から外出する手段としてエレベーターを使用することになります。エレベーターは階段に比べれば大変便利ですが、意外と待ち時間や混雑の問題があるのです。それらを考えたうえで外出する必要があるので、余裕をもって行動する習慣が大事になるのではないでしょうか。
② 夏:日射しが強い&冬:風が強い
メリットで上げた「日当りや風通しがよい」ことは季節によってはデメリットになる場合があります。日当りの良さは、夏になると室内の温度が上がりやすいという問題に、風通しのよさは、冬場では寒風の影響が問題となり冷暖房費が上がりやすくなるそうです。
③ 価格が高い
高層階には魅力的なメリットが多く比較的人気になりやすいです。低層階と比較すると同じマンションや間取りでも価格が高い場合があります。
3.低層階のメリット・デメリット
◆ メリット ◆
① 移動が簡単
② 価格が安い
③ 災害時のリスクが低い
① 移動が簡単
低層階、特に1階や2階ですとエレベーターを使用する必要がありません。高層階に比べると、気軽に外出がしやすく、少しだけ家によることに対しても抵抗やストレスを感じることはないです。
② 価格が安い
先ほど高層階のデメリットにもあったように、同じマンション・間取りでも低層階は一般的にリーズナブルな価格になります。
③ 災害時のリスクが低い
地震に関して、マンションは一般的に低層階ほど揺れが小さくなります。近年ではマンションの揺れを軽減する技術もありますが、それでも低層階の方が揺れのリスクは少ないとされているそうです。
また、災害時の避難がしやすいという点もあります。エレベーターが止まってしまっても影響はありません。災害に対して不安が強い方は低層階の方が安心です。
◆ デメリット ◆
① 日当りが悪い場合が多い
② 生活騒音・虫
③ セキュリティ・プライバシー面
① 日当りが悪い場合が多い
他の建物の影になりやすく、日当たりに関してはデメリットになることが多いです。夏は高層階より涼しく過ごせますが、洗濯等のことを考えると日当りの悪さは問題になってきます。
② 生活騒音・虫
車や電車の音からも近く、エレベーターや足音も聞こえることが多いです。気にならない方もいるかもしれないですが、小さなストレスも毎日だと問題になっていきます。防音等の対策が必要な場合もあります。虫も侵入しやすいため、虫の発生率も高層階に比べ、高いです。
④ セキュリティ・プライバシー面
防犯対策はしっかりする必要があります。不法侵入の可能性も高層階に比べると高くなります。また、外との距離が近いため目に入りやすく、人の視線や気配もストレスになる場合があります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。どちらにもメリット・デメリットは存在します。「このデメリットなら許容できる」「このメリットは譲れない」など、自分が許せる点や譲れない点を整理し、どの方向性に向かっていくか決めていくことが大切です。
実際にどちらも体験した方へのインタビューも今後掲載予定です。ぜひご参考にしてみてください!