2023.01.03
大掃除のコツ!順番&ポイント
大掃除のコツ!順番&ポイント
【大掃除の心構え】なによりのコツは、1日で終わらせようとしないこと!
「複数回計画の大掃除」がおすすめ。
結論からお伝えすると、大掃除に余裕を持って取り組むためには、年末の忙しい時期に1日で終わらせようとするのはNG。
何段階かに分けて掃除する日を予定し、計画的に取り組みましょう。
\注意/
気をつけておきたいのはゴミの回収日。
各自治体の最終回収日や、回収方法の確認はマストです。
掃除の順番の決め方
※1~3は早めに取り掛かりましょう!
1.屋外
まずは、寒くなる前に屋外の大掃除を済ませましょう。
ベランダや庭、大きな窓など、外気温の影響を受ける、水を使う場所は早々に済ませておきましょう。
2.いるもの・いらないもの
次に不用品の処分。たくさんの不要品が出るかも知れないので、ゴミの回収日を確認して日程を決めましょう。
3.大変な場所ほど先に済ます
汚れが蓄積して掃除が大変な場所「キッチン」は、漬け置き洗いで予想以上の時間がかかります。
4.頻繁に使用するトイレや浴室、廊下や玄関、またリビングは年末近くでもOK。
5.カーテンなど洗濯機で洗える大物のファブリックは、晴れた日にやってしまうのが◎。天井をキレイにしてからが鉄則です。
\大掃除のスケジュールが決まったら/
特に気になる部分や必要な掃除道具を確認しておきましょう。
また、頑固そうな汚れは事前に汚れの落とし方を確認しておきましょう。
大掃除の基本は「上から下へ・奥から手前へ」
ホコリやゴミは上から下へ落ちてきますので、たとえば室内なら天井から壁、床へと掃除していくのが基本。スペースの奥から出口へ向かって、ホコリを効率的に追い出すように掃除しましょう。
【大掃除-洗剤編】汚れの落とし方ポイント
汚れによって使う洗剤を変えると劇的に変わります!
■一般的な汚れ:「合成洗剤(中性)」
住まいのホコリ汚れ(食器洗い、浴室掃除など)は、界面活性剤の働きで汚れを浮かせて落とす中性洗剤でOK。毎日のお手入れに出番の多い洗剤です。
使える材質も多く安心して使用できますが、水拭きや水で洗い流して成分が残らないようにしましょう。
■シミや頑固な汚れ:「漂白剤」
成分の化学反応でシミや汚れを分解し、漂白作用を発揮するもの。
「塩素系」
漂白パワーが強力で除菌力に優れる。浴室タイルの目地のカビ汚れなどに最適。
「酸素系」
塩素系に比べて効き目がおだやか。脱脂力が強く、油汚れ向き。
※塩素系の洗剤と酸素系の洗剤は、混ざると有毒なガスが発生して危険です。注意書きはしっかり確認しましょう。
■こびりついた汚れ:「クレンザー(研磨剤)」
細かい粒子によって物理的に汚れを削り落とすもの。こびりついた汚れに効果的ですが、こする時に力を入れすぎると表面が傷ついてしまうので注意が必要です。
頼りになる「重曹」と「クエン酸」
効果的に使い分けます。
クエン酸と重曹は、どんな汚れにも万能というわけではありません。
それぞれの違いを確認して効果的に使い分けましょう。
■皮脂汚れ・油汚れには、アルカリ性:「重曹」パワー
大部分の汚れに使えるのが「重曹」。重曹には“酸性の汚れ”を落とす力があります。特にキッチンの油汚れや、皮脂汚れが付着したバスグッズなどにおすすめ。
■水垢には、酸性:「クエン酸」が有効
シンクに付いた水垢は、水道水のカルシウム成分(アルカリ性)が蓄積したもの。クエン酸がよく効きます。浴室や洗面台の鏡に付いた水垢、トイレの尿汚れにも。